経験からの学び
- 私立小学校が望む子どもたち
私立小学校が大切にしているのは、テストの点数だけではありません。 人との関わりを大切にできること、きちんとあいさつができること、自分の気持ちを素直に表現できること。小さな問題にぶつかったときも、どうすれば解決できるか考えてみる姿勢――。そんな子どもを求めています。
学校の教育方針にヒントがいっぱい
各学校のホームページをのぞいてみると、「どんな子どもに育ってほしいか」という先生たちの思いが伝わってきます。お子さんの性格やご家庭の考え方に合う学校を見つける手がかりになります。
私立小学校が願う子ども像とは――未来を切り開く力を持ち、人とのつながりを大切にできる子ども。 そんな姿を思い浮かべながら学校選びをすると、きっとお子さんに合った場所が見えてくるはずです。
- 私立小学校が求める子ども像
1.学業に優れた素質を持つこと
私立小学校は高い学力を重視しています。知的好奇心や問題解決能力を評価し、向上心を持ち、学ぶことを楽しめる子どもを求めています。
お受験では「机に向かって椅子に座り、落ち着いて学習できること」も大切な第一歩です。
2. 多様な関心と豊かな資質を持つこと
学問だけでなく、芸術・スポーツ・クラブ活動など幅広い分野に関心を持ち、自分の可能性を広げられる子どもが望まれています。
お受験を通してさまざまな経験を積むことが、その土台づくりにつながります。
3. 規律を重んじて協調性があること
礼儀正しく、集団の一員として周囲と協調できることはとても大切です。
幼児教室や友達との遊びを通して、自然に身につけていくことができます。
4. 積極性と独立心があること
自分で考え、判断し、行動できる力――。私立小学校はこの自主性を高く評価します。
小さな成功体験を積み重ね、褒められることで自信が育ちます。
- 志望校を決めるタイミングと流れ
お受験を目指すご家庭では、受験の1年前(年中の秋)には志望校を考え始めることが理想的です。
遅くとも6か月前には志望校を決定しておきたいところです。
特に8月までに志望校を決めておくことが大切です。
この時期は模擬試験や講習が増え、志望校を前提に「合格圏かどうか」「どの教科が弱いか」を確認できます。本番に向けた対策を具体的に立てられるのです。
- 志望校を選ぶときの8つの視点
1.私立か?国立か?
教育方針の違いだけでなく、教育費も大きなポイントです。
無理のない範囲で教育費を試算し、家庭の健全な生活との両立を考えましょう。
2. 男女共学か?男子校か女子校か?
子ども自身では判断が難しいため、必ず学校見学をして雰囲気を感じ取ってください。
3. 宗教の特色があるか?
宗教色のある学校では行事や教育方針にも反映されます。ご家庭の価値観と合うか確認しましょう。
4. 学校の教育方針
入学後には家庭と学校の協力が欠かせません。教育方針が一致していると、親も安心して子どもを預けられます。
5. 一貫教育の有無
小中高一貫、大学まで一貫など、進学先の選択肢も確認しましょう。
6. 子どもの性格に合うか
幼児教室の先生は経験から「どの子がどの学校に合うか」を知っています。先生の意見も参考になります。
7. 学費以外の費用
修学旅行費、教材費、交通費、交友費など思わぬ出費もあります。事前に把握しておきましょう。
8. 通学時間と経路
毎日のことですから、通学時間は1時間以内がおすすめです。親にとっても大きな負担になります。
- 親の姿勢が子どもの未来をつくる
「有名だから」「近いから」だけで学校を決めるのはおすすめできません。 将来、子どもから「どうしてこの学校にしたの?」と聞かれたとき、胸を張って答えられるようにしたいものです。
学校見学にはぜひお子さんと一緒に行きましょう。
子ども自身が「ここに入りたい!」と思えたとき、それがお受験準備の本当のスタートです。
最後に 小学校受験は親子にとって大きな挑戦ですが、決して「戦い」ではありません。 お子さんの未来を考え、親子で一緒に成長できる貴重な時間です。ときには肩の力を抜いて、楽しみながら準備を進めてくださいね。